卓球ロンドン金、人気の張継科カムバック 東京五輪の可能性は?

出典:东方新报 掲載時間:2018-05-31
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ドルトムント世界卓球選手権で男子団体の金メダルを獲得した張(2012年4月1日撮影、資料写真)。


 卓球の大舞台から半年間離れていたグランドスラム王者、張継科が帰ってきた。

 リオデジャネイロ五輪以降は、打ったり打たなかったりが続いていた。中国のインターネット上でも引退がささやかれていたが、今回の張の活躍からは、2020年の東京五輪への意気込みが感じられた。かつては卓球界を引っ張り、その激しさゆえに大型犬になぞらえ「チベタン・マスティフ」と呼ばれていた張は今や、30歳のベテランとなった。次の五輪へのチャンスはあるのだろうか。

 国際卓球連盟ワールドツアー・香港オープンに登場した張。初戦の対戦相手は、世界ランキング107位でイタリアの31歳ベテラン選手のストヤノフだった。かつて2010年の世界卓球選手権団体戦で対戦した際には3-0で完勝した相手だったが、苦戦し4-2で辛くも勝利。

 2戦目では、チームメイトのカットマン、馬特から4-2で勝利を奪った。来週に深センで行われる中国オープンと、それに続く日本オープンにも参戦する。張は、「トレーニングを行ってなんとか感覚を取り戻してはいるが、今後はどんどん試合にも参加して、以前の状態に戻したい」と話した。

■30歳超え「第2の戦い」

 長い間、世界の舞台から離れていた張の世界ランキングは168位まで落ちていたが、香港オープン後にはランキングを10位まで戻した。張は、「スポーツ選手は、30歳を超えるとスポーツ人生の設計を見直すことになる。2012年、16年の五輪では満足のいく形で任務を完了し、人生の目標を実現できた。これからは第2の戦いが始まる。勇気と力がさらに必要になる。年齢を重ねて、身体の回復が遅くなってきた。技術の回復よりも身体の回復の方が難しいが、やると決めたからには辛さを恐れない」と話した。

「東京五輪は、私の選手キャリアの最終目標。あと2年間で、元の状態に戻したい」と話す張だが、五輪には3人しか参加できない。馬龍(Ma Long)、許昕(Xu Xin)のベテラン二人のほかに、世代交代を狙う樊振東(Fan Zhendong)、林高遠(Lin Gaoyuan)も控えている。30歳の張が一線に返り咲くのは、容易なことではない。

 来週の中国オープンでは、王曼昱(Wang Manyu)とペアを組み男女混合ダブルスに出場する。東京五輪から初採用される男女混合ダブルスへの出場権を狙うのが、張には現実的だと指摘する声もある。


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