ofoのシェア自転車乗る前に5秒の動画広告ユーザーの不満噴出

出典:東方新報 掲載時間:2018-08-28
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中国のシェア自転車大手ofoの自転車を利用する際に、アプリ上で5秒間の動画広告が入ることになった。なぜ、ユーザーが通信量を負担してまで広告を見なくてはいけないのか。予想された以上に、多くのネットユーザーから不満の声が上がっている。

ofoの動画広告は、「視聴風爆」と呼ばれるもので、提携先企業がユーザーに向けてアプリ上から定期的に動画広告を流すことで、露出度を高めブランド価値を上げていくという趣旨だ。お菓子メーカーの趣多多(Chips Ahoy!)やコカコーラ(Coca-Cola)のなどがが参入している。

具体的な露出方法は、ユーザーが自転車を利用する際にアプリを使ってスキャンをして、自転車のロックを外す際に、5秒間の広告動画が入るようになっている。業界アナリストによると、利用する直前の動画広告によるユーザーへの接触率は高いという。

ofo側は、自転車広告やアプリ内広告に続く、第三の広告だとしているが、ネットユーザーからは不満の声が相次いでいる。自分が通信量を負担して広告を見なければならないことが受け入れられないというのが大半の意見だ。

今日頭条(Toutiao)や微博(ウェイボー、Weibo)なども、プラットフォーム上には同様の動画広告があり、Wifi環境がなくユーザー負担の通信量が発生する場合も、何秒かの広告が入る。ほかの企業にならって動画広告を打ち出してきたofoだが、ユーザーからは、「利益を得るために背に腹が代えられなくなったのか」と批判されている。

市場調査アナリストは、「ofoがこのまま動画広告を続けていけば、多くの既存ユーザーが離れていくだろう。同社は以前、一部都市で使用時のデポジットを無くす代わりに、別名目で料金を徴収するなどし、信用を落とした。そして今回の『動画広告を見なければ自転車に乗れない』という方式が加われば、また多くのユーザーを失うことになるだろう」とみている。


利用時にQRコードをスキャンすると、スマホアプリに5秒間の動画広告が入るofoの広告戦略(201865日撮影、資料写真)。

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