中国・四川省政府が幹部に「宴会禁止令」 OBにも適用
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子どもの生後1か月のお祝いや誕生日会、入学祝い、引っ越し祝い…。中国では役人がさまざまな名目で自宅に客を招き、宴会を開くことがある中、四川省(Sichuan)の汚職取り締まり部門は最近、豪華な宴会禁止など幹部に対する「八つの厳格な禁止事項」を通達した。

この文書は「四川省幹部の婚礼・葬式の取り扱いに関する条例」と題され、18の項目からなっている。

質素な宴会に参加する浙江省の政府幹部たち(2018年9月5日撮影、資料写真)。((c)CNS/汪傑)

高額な結納金や香典を受け取ること、常識を明らかに超えた贈答品を受け取ることなどが固く禁じられ、ぜいたく、無駄遣い、見栄(みえ)、下品な慣習、社会に悪影響を与える可能性のある行為など八つの項目が厳格に禁じられている。

「条例」では、結婚式と葬式を除き、出産、開業、誕生日祝い、入学祝い、引っ越し祝い、祝賀会などを幹部が開催することを原則として許していない。結婚式と葬式についても勤勉と倹約の理念で結婚式と葬式を執り行い、当局に事前に報告し、事後に状況を報告しなければならないとしている。

さらに、幹部は、結婚式と葬式の司会者や委員長として招待されることも許可されていない。お祝い事で近親者が集まることは除外されている。

ここでいう近親者とは、配偶者、直系親族、3親等以内の親族、姻戚関係者などと明確に定義されている。

また、条例の適用範囲に関して、四川省は、上記の「規則」がすべてのレベルの党機関、人民代表大会(地方議会)、行政機関、助言機関である政治協商会議、監督機関、司法機関、検察機関、大衆組織、国有企業の一定レベルの地位の幹部に適用されるとしている。

条例はまた、現役の幹部に加えて、3年以内に退職した元幹部にも条例を適用することとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

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