私は自貿区にいる|陸家嘴「資金の管理人」高度な開放、投資への自信増大
时间:1696819353000 来源:中新網
作者:李姝徴

浦東の開発と対外開放に足並みを揃え、陆家嘴は「泥水が流れるスラム街」から「富が溢れる金融街」へと変貌を遂げた。中国(上海)自由貿易試験区(以下、上海自貿区)の「東風」(追い風)に乗り、「中国金融」の代名詞・陆家嘴はさらに輝きを増している。

この地は上海国際金融センター建設の中核地区として、自由貿易の追い風を受け、一流の国際金融タウンの建設が加速し、人民元資産に関心を持つ外国資本の「資金管理人」たちが、続々と当地に足を踏み入れている。

「上海自貿区は金融開放のため多くの革新的措置を推し進め、ハイレベルな上海投資への関心と自信を極限にまで高めました。中国はわが社のキーとなる重要な発展地区の一つですが、中でも上海は中国におけるわがパリ銀行グループ発展の重要な戦略中枢です」、パリ銀行中国公司(BNP PARIBAS CHINA)の頼長庚(Lai Changgeng)CEOは中新網(CNS)の取材に応じ、このように話した。

上海自貿区の追い風に乗り、「中国金融」の代名詞・陆家嘴はさらに輝きを増している。

今年9月、上海自貿区の5番目の中外合資の「理財公司」(資産運用会社)の「法巴農銀理財有限責任公司」が正式開業した。また頼CEOによれば、パリ銀行中国公司は中国証券監督管理委員会に100%出資の証券会社設立申請を提出し、「国内証券投資信託受託業許可」も申請中とのことだ。

匯豊銀行(中国)有限公司の王雲峰(Wang Yunfeng)総経理は「金融開放の重要な第一歩は市場参入です。現在、銀行、証券、保険、ファンドなど各種の外資金融機関への認可証が続々発行され、特に上海では外資金融機関が絶えず増えています」と話す。

上海自貿区の金融開放の恩恵を受け、国際的な資産管理企業の巨頭「シュローダー投資集団(Schroder Investment)」が再度中国の布石に力を入れ始めた。今年「シュローダー基金管理(中国)有限公司」が設立され、全国4番目の「公募投資信託」の取り扱いが許された外資100%会社となった。

「シュローダー投資グループ」は1994年上海に最初の中国代表処を設立し、2005年には交通銀行と共に「交銀シュローダー基金」を立ち上げている。

「シュローダー基金管理(中国)」の張蘭(Zhang Lan)総経理は「過去30年間、私たちは上海の発展を目撃し、また中国金融市場の改革開放に参加してきました。上海は今や外資の金融機関が最も集中する地区になりました」と話す。

また張氏は、外資金融機関の集中と上海自貿区の優良な経営環境とは密接な関係があると言う。上海と香港の証券取引所で互いに株式の売買が出来る「滬港通」や香港と中国本土との債権相互取引を可能にした「債券通」など一連の開放措置の実施に伴い、上海には各種の有力な金融資源が続々と流入し、資産管理会社にとって中国での新たな事業発展モデルの模索が出来るようになったと説明する。

金融開放に伴って、外国独資の公募投資ファンドのほか、全国初の外資100%の証券会社や保険会社が上海自貿区に続々と拠点を構えている。

上海自貿区、浦東導入区など国家戦略の総合的な優位性によって、陆家嘴は絶え間なく「制度革新」を深化させ、産業能力の飛躍的向上を先導している。公的なデータによると、全世界の著名な資産管理機構が陆家嘴に120もの外資資産管理会社を設立し、世界の資産管理機構の規模トップ10のうち9つが陆家嘴に現地会社を持っている。

「『春に川の水が温まるとまず鴨がそれを知る』ということわざがあるが、『金融開放はまず陆家嘴が知る』とも言える。上海自貿区の金融開放の中核エリアの陆家嘴で我々の仕事は「桃を摘むこと」、即ち「設立サービス」に従事することだ」、上海自貿区管理委員会陆家嘴管理局の梁慶(Liang Qing)副局長は、自身の役目をこう説明する。

梁氏は「次は『種まき』だ」とも言っている。企業の発展過程で、陆家嘴片区が自主的な姿勢で企業の要求を把握し、それをハイレベルな開放の「新たな動力」に転化していくことが、梁氏にとっての「種まき」なのである。

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