酷暑に負けず、アイスカップが中国で大人気
时间:1721201934287 来源:CNSニュース

夏の暑さが厳しい中、中国の重慶市、福建省、浙江省などでは高温警報が相次ぎ、気温は40度に達する見込みだ。継続的な高温により、中国の若者たちはこぞってアイスカップ(氷が入ったカップ)を手に取るようになっている。若者に人気のソーシャルメディア「小紅書(%%Red%%)」では、過去2週間で「アイスカップ」に関する投稿が1万件近く増加し、多くはアイスカップを使った夏のドリンクの「DIY」に関するものだ。


現在、中国各地の市場には農夫山泉(Nongfu Spring)や氷力達(Bilita)などのブランドの基本的なアイスカップが販売されており、価格は3元から5元(約65円から108円)だ。また、より高価なジャスミン、レモン、グァバレモンなどのフレーバーアイスカップも販売されている。


「ウーロン茶にこのブドウジュースとアイスカップを加えるのもいいですし、スプライトやヤクルトと混ぜるのもおすすめです」と、北京市のある日系コンビニの店員が記者に提案した。店内で販売されているジュース、ピュアティー、炭酸飲料などを、プラスチックカップに氷を詰めたアイスカップと組み合わせるだけで、涼しいドリンクを簡単に自作できる。店員は「最近はアイスカップがよく売れているので、多くの人が組み合わせて買っていくので、自然に覚えました」と話した。


北京のあるコンビニの冷蔵庫に並ぶ各種のアイスカップ(2024年7月9日撮影、資料写真)。(c)CNS/招嘉虹


中国メディアによると、昨年まではほとんど注目されなかったアイスカップが、今では一部のコンビニで1日に約50杯売れるようになった。ネット上では、アイスカップは「コンビニの新星、働く人の必需品」として称賛され、コンビニ店員はさまざまな「DIYアイスドリンクの推薦者」となっている。


実は、アイスカップは新しいものではない。日本では、アイスカップは飲料と同様に一般的な消費財となっている。ある産業研究機関が2022年に発表した研究報告によると、日本のコンビニでの使い捨てアイスカップの年間消費量は25.7億杯に達している。一方、中国ではアイスカップは2019年からコンビニに登場している。


昨年の夏、阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)系列の盒馬鮮生(Hema Xiansheng)はコーヒーフレーバーのアイスカップを発売し、多くのアイスコーヒー愛好者から支持を得た。今年、「盒馬鮮生」はパッションフルーツ味とグレープ味のジュースアイスカップを追加し、より多くのアイスドリンク愛好者に「DIY」の選択肢を提供している。同時に、大手飲料水生産企業である農夫山泉もアイスカップ市場に参入し、昨年5月にアイスカップの特許を申請し、今年から大量に販売を開始した。


業界の専門家は、アイスカップが突然中国で爆発的に人気を集めた理由について、一つは若者の夏の自作アイスドリンクの需要を満たし、「DIY」の特性が現代の若者が求める「参加感」を提供するためであると分析している。また、より多くの有名企業が市場に参入し、ソーシャルメディアを活用してトレンド消費を促進したことも影響しているという。


ただし、アイスカップの価格が高いため、異なる意見もある。記者があるコンビニで見たところ、1.5リットルの農夫山泉の飲料水は3.5元(約76円)で販売されているが、160グラムの農夫山泉のアイスカップは4元(約87円)で販売されており、他のフレーバーアイスカップはさらに6元(約160円)から15元(約326円)で販売されている。アイスカップと他の飲料を購入して自作アイスドリンクを作ると、そのコストは喫茶店で飲み物を購入するのと同じか、場合によってはそれ以上になる。ネットユーザーの中には、アイスカップをコンビニの「新たな刺客」と呼ぶ人もいる。(c)CNS/JCM

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