中国初人工繁殖に成功したマヌルネコが病死
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来源:東方新報
中国・青海省(Qinghai)の青海西蔵高原野生動物園(Qinghai-XizangPlateauWildZoo)によると、中国初人工繁殖に成功したマヌルネコ「孫大娘(Sun Daniang)」が17日、子宮蓄膿症のため3歳で亡くなった。
2021年5月7日、母親の孫尚香(Sun Shangxiang)と父親の孫思邈(Sun Simiao)の間に生まれた孫大娘は、中国全土から多くの注目を集めた。
海西蔵高原野生動物園で飼育されていた「孫大娘」(撮影日不明、資料写真)。(c)CNS
マヌルネコは650万年以上の歴史を持つ野生種で、不完全な自己免疫システムを持ち、トキソプラズマ症に非常に脆弱だ。この種の繁殖は世界中で数十年にわたる大きな課題であり、2021年まで中国で成功した例はなかった。
野生のマヌルネコの寿命は6~9年だが、飼育されているマヌルネコの寿命は10年である。青海西蔵野生動物園では、現在までに4頭のマヌルネコを飼育している。(c)東方新報