福島原発廃水の海洋放出に反対、反省を促す 
时间:1714446547225 来源:東方新報

台湾メディアの報道で、日本が海洋放出した原発廃水が太平洋を周回して8月に台湾及び中国大陸と韓国の周辺海域に到達すると予想されることが分かった。当然ながら西日本海域にも到達する。


これは明らかに悪いニュースだ。中国本土や韓国の反応は言うに及ばず、これほど日本と親密な関係にある台湾でさえ(台湾議員の質問にも見られるように)不安や反発を引き起こしている!


日本は2023年8月24日以降、福島県からトリチウムを含む原発廃水を海洋放出している。今年の4月19日現在、既に5回の放出を行っている。今後2025年3月までにあと6回、計5万4600トンの原発廃水が放出される予定だ。


これほど短期間に、これほど大量の原発廃水が集中的に海洋放出されることは、人類史上未だかつてなかったことである。


国際原子力機関(IAEA)の調査団による検査測定では、この原発廃水中のトリチウム濃度は1リットルあたり40~63ベクレルで、許可基準を満たしている。しかしトリチウムの危険性は依然として存在し、原発廃水は「核の廃水」であることに変わりはない!もし安全な水ならば、なぜ国内の灌漑や飲用に直接利用せず、海に流すのだろうか?


実際に、この海洋放出では日本自身もとても大きな代償を払っている。


日本政府の原発汚染水海洋放出に反対する人びと(2023年3月11日撮影、資料写真)。(c)CNS/朱晨曦


第一の代償は、海外と日本の民衆から、特に地球・海洋・環境保護に携わる団体や個人から強烈な反対を受けていることだ。原発廃水の放出は、政府の説明や国際原子力機関(IAEA)の許可によって日本国民の大多数に受け入れられてはいる。しかし、それは一種「必要に迫られ、やむを得ず」の容認である。結局のところ、原発廃水を海に流すことに最初から賛成する人などいないのだから!


第二の代償は、日本の国際的なイメージ、特に近隣諸国との関係に悪影響を及ぼしていることだ。日本は世界の家族の一員であり、第二次世界大戦以降は常に平和で友好的なイメージを持たれていた。しかし、今回の海洋放出は、米国からは認められたものの、中国や韓国など近隣諸国からの理解は得られず、近隣諸国との関係を悪化させている。


第三の代償は、日本の漁業や養殖業にも被害を与え、影響を及ぼしていることだ。日本は海に囲まれた国で、海を糧とする国だ。日本を取り巻く海は日本の故郷であり宝だ。原子力発電所の廃水が大事な故郷に放出された今日、それは正に漁業や養殖業のちゃわんやどんぶりを叩き割る行為に等しい。その結果、日本の水産物の輸出は深刻な打撃を受けている。


それでは、この原発廃水の処理は、海に流す以外に方法はないのだろうか?実際には(専門家の提案には蒸留技術を使う案もあった)他の方法は存在するが、それにはかなりの費用が掛かるということだ。


元々、原発廃水の海洋放出は、コストを現実的な範囲に抑えるためのものだったと聞く。しかし今やそのコストは想像をはるかに超えているようだ。


もし海洋放出よりもコストが掛からず、より効果的な科学的で環境に優しい方法が他にあれば、払うべき代償は今よりも軽くなるはずだ。


今こそ再検討をすべき時なのではないだろうか?(c)東方新報

筆者:小林俊二

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