メーデー海外旅行好調、日本のホテル高騰
时间:1745551320000 来源:東方新報

労働節(メーデー)が近づくにつれ、旅行市場の熱気が高まり続けている。オンライン旅行代理店「途牛(Tuniu)」の報告によると、5日間の連休を前に、多くの旅行者が国内の長期旅行や海外の短期旅行を早めに計画・予約する傾向にある。ただし、一部の会社員は「4日間有給を取得して11連休にする」という休暇の組み合わせで、さらに長い海外旅行を楽しもうとしている。


携程(Trip.com)のデータによれば、今年のメーデーでは、海外旅行市場の熱が前年同期比で徐々に高まっている。特に携程の海外チャーター車旅行のデータでは、今年の五一連休の予約数は前年比約25パーセント増、日本向けのチャーター車旅行は前年比60パーセントの増加が見込まれている。


携程数智のホテルデータによると、2025年のメーデーにおいて人気の海外ホテル目的地は、日本、香港、韓国、タイ、シンガポールなどの伝統的な地域が中心となっている。一方で、カタール、オーストリア、カザフスタン、ネパール、ノルウェーといった新興の目的地も、個性的な観光資源によって人気が急上昇しており、海外消費の多様化が表れている。


「去哪児(Qunar)」プラットフォームによる国際航空券の予約状況を見ると、4月15日時点でメーデー期間中の人気目的地は、大阪、東京、バンコク、ソウル、クアラルンプール、シンガポール、コタキナバル、バリ島などが挙げられる。予約の増加が最も顕著な目的地は、ウラジオストク(ロシア)、グラナダ(スペイン)、カトマンズ(ネパール)、コロンボ(スリランカ)、トビリシ(ジョージア)などである。


各オンライン旅行サービスの報告からもわかるように、今年の五一連休、日本は常に海外旅行先の上位にランクインしている。


途牛によれば、桜の季節以降、日本の花見旅行はずっと人気が高く、「海外旅行人気目的地ランキング」の上位を維持している。メーデーが近づいているが、日本の多くの地域で桜の季節が終わったにもかかわらず、日本旅行への関心は依然として高い。


一方で、中国のメーデー連休と日本の「ゴールデンウィーク」が重なっているため、日本の人気ホテルの価格が大幅に上昇している。


例えば東京では、東京タワー近くの「東京プリンスホテル」の5月3日の最低客室価格は3253元(約6万2626円)で、5月6日の1799元(約3万4634円)と比べて約81パーセントの値上がりとなっている。また、秋葉原電気街近くの「ノーガホテル秋葉原東京」は、5月3日の最低価格が3775元(約7万2675円)、5月6日は1363元(約2万6240円)で、約177パーセントの上昇である。


上海虹橋空港でチェックインをする人たち(2024年5月1日撮影、資料写真)。(c)CNS/殷立勤


大阪では、「ザパークフロントホテルアットユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の5月3日の最低価格は3704元(約7万1309円)で、5月6日の960元(約1万8481円)と比較して約286パーセントの上昇。「ホテル京阪ユニバーサル・シティ」は、5月3日の最低価格が3983元(約7万6680円)、5月6日は559元(約1万761円)と、その差は実に613パーセントに達している。


業界関係者によると、五一と日本のゴールデンウィークという二重の連休により旅行者数が急増し、ホテルの部屋が不足したことで価格が高騰したという。これはホテル側がリアルタイムで価格を調整しているためであり、旅行者はピークを避けて出発日をずらしたり、あまり知られていない穴場の目的地を選んだりすることで対応できる。また、各プラットフォームの特価ホテル情報をこまめにチェックすれば、連休中でもコストパフォーマンスの高いホテルを見つけることができることもある。


さらに、世界の航空供給網が回復・拡大する中で、旅行者が訪れる場所はますます多様化している。


去哪儿の報告によると、昨年のメーデーと比較して、今年は国際便の到着先となった都市が177都市増加した。去哪儿プラットフォームでは、海外ホテルの予約数が2割以上増加しており、中国人旅行者が訪れた目的地は世界で1303都市にのぼり、昨年比で290都市増加している。例えば日本の門真市、米子市、ドイツのドレスデン、イギリスのブラックプールなどが含まれている。


中国人観光客はより遠くへ出かけ、選択肢もより多様になっており、比較的知名度の低い目的地のホテル予約数が急増している。去哪儿のデータによると、例えばドイツ・ミュンヘンのホテル予約数は前年同期比で約6倍、スペイン・グラナダでは4倍に増えている。


価格面では、メーデー前に有給を取ってピークを避けることで、費用を抑えることができる。例えば5月1日〜5日の北京〜クアラルンプール往復航空券(夜間便を避けた場合)は7400元(約14万2464円)を超えるが、2日間の休みを取り4月29日〜5月3日にすれば、同じ便でも価格は半分に下がる。また、5月1日〜5日の北京〜杭州(Hangzhou)往復便(夜間便を避けた場合)は約3000元(約5万7755円)だが、4月29日〜5月3日なら1000元(約1万9251円)以下で、6割以上安くなる。(c)東方新報

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