1〜4月の鉄道旅客数、14.6億人で過去最高
时间:1747626714000 来源:東方新報

中国鉄道の公式微信(ウィーチャット、WeChat)アカウントによると、今年に入ってから鉄道当局は「人を中心とした発展」という理念に基づき、旅客輸送の体制強化、商品サービスの拡充、サービス品質の向上を進め、安全で快適な移動を提供してきた。その結果、1月から4月の全国鉄道による旅客輸送数は延べ14億6000万人に達し、前年同期比5.9%増で、過去最高を記録した。


まず、旅客輸送能力が大きく向上した。路線、駅、設備といったリソースを有効に統合し、高速鉄道網の運営メリットを活かして輸送能力を最大限に引き出した。時速350キロの新型「復興号」車両が多数新たに投入され、旅客の移動パターンをリアルタイムで把握し、列車運行計画を最適化している。特に人気路線や区間にはタイムリーに運行本数を増やし、ピーク時には主要ルートに深夜の高速列車を増便した。全国の鉄道では1日あたり平均で11,224本の旅客列車が運行され、前年同期比7.1%増となった。通常速度の列車も規模を維持し、公益目的の「スロー列車」や「農村振興列車」なども引き続き運行し、多様な移動ニーズに応えている。


次に、観光列車の質がさらに向上した。観光・エコ・歴史学習といった需要に対応した旅行ルートを精密に設計し、「観光地へ向かう列車」の開発を進めた。高齢者に優しい設計の観光列車も導入され、沿線のホテルや景勝地と連携して消費シーンを拡大した。「パンダ専列」「伊春号」「大河之南号」「斉魯一号」などの観光列車は、自然の風景や歴史的名所を結びつけ、1月から4月に全国で観光列車は累計367本運行され、前年比23%増となった。これは観光経済やシニア市場の成長に大きく貢献している。国境を越えた旅客輸送にも力を入れ、広深港高速鉄道では延べ1,017.2万人を越境輸送し、前年比14.7%増となった。中国とラオスを結ぶ鉄道では10.5万人、前年比32.5%増。中国・モンゴル、中国・ロシアの国際旅客列車の運行も行い、人的交流と経済貿易の発展を促している。


鄭州東駅のホーム(2025年4月3日撮影、資料写真)。(c)CNS/

範暁恒


さらに、駅および車内サービスの最適化も進んでいる。鉄道チケット予約サイト「12306」の機能を強化し、システムの安定運用を確保。回数券・定期券などの新制度は70路線にまで拡大され、京津城際鉄道の8駅では第3世代社会保障カードによる乗車が可能になった。乗降案内を入念に計画し、検査や認証ゲートを柔軟に増設。給水・食事・清掃といった基本サービスも確保し、マナーある乗車を促す取り組みも進めている。高齢者、子ども、病気・障がいのある人、妊婦といった重点旅客への対応も強化し、予約と対応の効率を改善。高齢者向けのポイントサービス制度も導入された。中国政府のトランジットビザ免除政策の最適化に伴い、外国人旅客の利用も増加。1月から4月に鉄道を利用した外国人は延べ568.7万人で、前年比32.1%の増加となった。


今後、鉄道当局は引き続き旅客動向を細かく把握し、輸送リソースの柔軟な配置とサービスの改善を続け、旅客の移動ニーズを満たしていく。また、梅雨期に向けた輸送体制の強化や極端気象への対応も計画し、安全第一・人命最優先の原則に基づいて、列車運行計画を動的に調整し、リスクを未然に防ぐ体制を確立することで、鉄道の幹線網の安全と旅客の生命・財産を守る考えだ。(c)東方新報

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