香港生まれのパンダ双子に「加加」と「得得」と命名
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香港海洋公園(Ocean Park Hongkong)は27日、香港で生まれた初のジャイアントパンダの双子の名前を正式に発表した。メスのパンダは「加加(ジャジャ、Jia Jia)」、オスのパンダは「得得(ドードー、De De)」と名付けられ、国家の繁栄や香港の幸福を願う意味が込められている。


香港海洋公園によれば、メスの「加加」は「加油(Jiayou、頑張って)」の意味を持ち、「家(Jia、家族・国家)」とも音が似ていることから、家庭や国家の繁栄、国民の幸福を象徴する名前として選ばれた。オスの「得得」は、広東語で「何でもできる」というポジティブな意味合いがあり、「德(徳)」とも同音で、中国文化で重んじられる「美徳」も表しているという。


この双子のジャイアントパンダは、2024年8月15日に誕生した。香港で初めて成功したパンダの出産例であり、親パンダは香港返還10周年の際に中央政府から贈られた「楽楽(リーリー、Le Le)」と「盈盈(インイン、Ying Ying)」のペア。現在、香港には6頭のジャイアントパンダが暮らしている。


香港で開催された双子のジャイアントパンダの命名式(2025年5月27日撮影、資料写真)。(c)CNS/陳永諾


命名式では、香港特別行政区政府の文化・体育・観光局の羅淑佩(Rosanna Law)局長がスピーチし、「双子の赤ちゃんパンダは誕生以来、香港市民から『家姐(お姉ちゃん)』と『細佬(弟)』の愛称で呼ばれ、まるで自分の家の子どものように親しまれてきた」と述べた。3万5千件以上の命名応募が寄せられたことからも、市民の深い愛情と祝福の気持ちが伝わってくると語った。


香港海洋公園の龐建貽(Paulo)理事長によると、命名を機に、「加加」と「得得」は母親の「盈盈」とともに「ジャイアントパンダの旅」エリアの入り口近くに新設された住居に移される予定。新居には傾斜や大木などが設置されており、パンダたちが自由に歩き回ったり木に登ったりできる環境となっている。ガラス越しではなく、より近くでパンダを見ることができるという。さらに、今年の「労働節(メーデー)連休」には香港海洋公園の来園者数が前年比で約4割増加し、うち香港以外からの来園者は2割以上増え、総収入は4割以上伸びたと明かした。今後もさらなるイベントを計画し、訪問者により良い体験を提供していく考えだという。


また、この日の命名式では、香港特区政府入境事務処の郭竣峯(Guo Junfeng)処長が出席し、「加加」と「得得」に出生記念証を贈呈し、健康に育ち、香港海洋公園で楽しく暮らしてほしいと祝辞を述べた。(c)東方新報

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