中国貿易促進委員会(中国貿促会)は5月30日に定例記者会見を開き、報道官の趙萍(Zhao Ping)氏が会見の中で次のように述べた。万博は、世界各国の人びとが出会い、理解を深め、交流し、相互に学び合い、友好を育む祭典であり、文明の共生や社会の繁栄と進歩を推進する重要なプラットフォームである。2025年大阪・関西万博の中国パビリオンは開館直後から世界中の来場者に注目され、高く評価されている。これまでに35万人を超える国内外の観客を迎えており、約100人にのぼる各国の要人や著名人も来館している。中国パビリオンは大阪・関西万博で最も人気のあるパビリオンのひとつとなっている。
2025年大阪・関西万博中国パビリオンを参観する人たち(2025年4月13日撮影、資料写真)。(c)CNS/朱晨曦
同時に、中国パビリオンでは多彩で魅力的なイベントも多数開催されている。開館以降、四川省(Sichuan)、北京市、深セン市(Shenzhen)、天津市(Tianjin)、江蘇省(Jiangsu)、海南省(Hainan)などによる地方ウィークが相次いで成功裏に行われたほか、「昆曲が万博に登場」「科大訊飛(アイフライテック、iFLYTEK)テーマデー」「中遠海運テーマデー」「二十四節気文化推進交流」などの特別イベントも実施されている。これらのイベントは文化の紹介、技術交流、産業協力など多岐にわたる内容を含み、観客から大いに支持され、会場は大いに盛り上がっている。
趙萍氏はさらに、今後も各省・自治区・直轄市ならびに中国の優良企業・機関による多様で豊かな交流イベントを引き続き指導・支援していくと述べた。これにより、新時代における中国の発展の実践と多様な姿を、より全面的に、より生き生きと伝えていく方針である。関連イベントの情報は、中国貿促会の公式サイト、微信(ウィーチャット、%%WeChat%%)公式アカウント、および大阪・関西万博の来場者向けアプリプラットフォームを通じて発信される予定だという。(c)東方新報