7.6トンのノルウェー産冷凍サーモンを積んだ「Y87414便」の貨物専用機は7日、江蘇省（Jiangsu）の省都・南京市（Nanjing）の南京禄口国際空港（Nanjing Lukou International Airport）に到着した。この便の運航により、南京はノルウェーなどからの高品質な生鮮食品を運ぶ航空冷蔵便を新たに開設され、生鮮食品の輸入拠点としての機能を強化した。これにより、南京の消費者は「海から食卓へ」といった新鮮な食材を迅速に楽しむ体験ができるようになる。

南京禄口国際空港に到着したノルウェー産の冷凍サーモン（提供写真）。(c)CNS

南京禄口国際空港は、江蘇省における生鮮食品の最大の輸入拠点である。この新しい路線は、ノルウェー産サーモンが中国市場に最も効率的に届くルートの一つで、金鵬航空（Suparna Airlines）のB747貨物専用機（最大積載量100トン超）が運航する。アムステルダムでの中継後、南京に直行し、飛行距離は約8500キロ、所要時間は約10.5時間となっている。現在、この路線は毎週3便から4便の運航が予定されており、300トン以上の輸送能力を提供することで、輸送時間の短縮と品質の損失、コストの削減が期待されている。(c)東方新報